【パパのお仕事シリーズ第2弾】大空を翔け人々の命を守る イケメン自衛隊パパに密着!

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九州全域を襲い大きな被害が出た4.14熊本地震。日本中を震撼させたこの大地震の直後、瞬時に駆け付け住民の命と財産を守るべく必死に活動する自衛隊の姿があった。

こういった大規模な自然災害での救助活動・復興活動だけでなく、海外にも出向き、日本のため、平和のために昼夜問わず活躍し続けてくれていることは広く知られている。

一方で、非常時以外、彼らがどういったお仕事をしているのか・・皆さんはご存知だろうか。

今回特別に自衛隊基地内に潜入させていただき、その任務と日頃見ることのできない自衛隊員のプライベートの両面から、「パパのお仕事シリーズ」の第2弾として、彼らのお仕事に1日密着取材を敢行した。

八尾駐屯地概要

今回の取材先は、大阪府八尾市にある「八尾駐屯地」だ。

これは主に陸上自衛隊の中部方面航空隊が駐屯しており、防衛警備任務をはじめとして、災害時の対応、行方不明者の捜索、国際平和協力活動など、昼夜や国内外を問わず、精力的に活動している。

昭和9年、阪神飛行学校としての飛行場設立に端を発し、戦争前後の紆余曲折を経て、現在に至る。

特徴としては、陸上自衛隊だが航空機を多く保有していることと、他の駐屯地と比べて、イベントや防災訓練などを通じて地域住民との交流が多いことでも知られている。

我々は、この駐屯地特有でもある「ヘリ」の操縦士である自衛隊員に密着させて頂くことに成功した。それでは、例のごとくここからはユータ記者に筆をバトンタッチしよう。ユータ記者、ヨロシク!

 

こんにちは。やってきました!パパのお仕事シリーズ2回目の取材!

今回は自衛隊に取材&密着させていただきます。けっこう、きんちょうしているけど、がんばっていきます。

とてもデカい八尾駐屯地の正門。予想をはるかに上回るデカさだ。

とてもデカい八尾駐屯地の正門。予想をはるかに上回るデカさだ。

まず今回の取材を受け入れてくれた広報班長の宮本さんとの名刺交換。真っ黒に日焼けしていて細身の体だった。広報の人たちも体力訓練をするのかな?

まず今回の取材を受け入れてくれた広報班長の宮本さんとの名刺交換。真っ黒に日焼けしていて細身の体だった。広報の人たちも体力訓練をするのかな?

次に、同じく広報班の亀山さんとの名刺交換。ぼくの礼儀正しい名刺交換で、ちょっとびっくりしていた。

次に、同じく広報班の亀山さんとの名刺交換。ぼくの礼儀正しい名刺交換で、ちょっとびっくりしていた。

さっそく取材をしようと思ったら、空からプロペラの音が・・・。ちょうど帰ってきた。

さっそく取材をしようと思ったら、空からプロペラの音が・・・。ちょうど帰ってきた。

着陸の様子を見たけど、なんてうるさいプロペラの音。そしてものすごい風。その場に立っているのが精いっぱいだった。

着陸の様子を見たけど、なんてうるさいプロペラの音。そしてものすごい風。その場に立っているのが精いっぱいだった。

今回の主役とご対面。でも取材の前に必ず名刺交換。これが大人の礼儀ってやつか(笑)。

今回の主役とご対面。でも取材の前に必ず名刺交換。これが大人の礼儀ってやつか(笑)。

 

竹内氏インタビュー

今回は、最初に1時間インタビューをした後、11:30の昼食、それ以降のお仕事にも密着させていただいた。

 

時間 内容
10:30~11:30 パパ操縦士インタビュー
11:30~12:00 昼食
12:00~12:30 パパ操縦士に密着

【飛行前点検・搭乗報告・地上試運転】

 

竹内亮(たけうちあきら)

陸上自衛隊中部方面ヘリコプター隊 操縦士 3等陸佐

兵庫県出身、39歳。地元高校を卒業後、防衛大学校に入学、その後陸上自衛隊に入隊。2人の娘さんをもつ長身のイケメンパパ。

(2016年6月現在)

なんとヘリコプターの中でインタビューすることに!意味不明なスイッチがたくさん。スゲー!

なんとヘリコプターの中でインタビューすることに!意味不明なスイッチがたくさん。スゲー!

 

Q:どんなお仕事?

A:ヘリコプターのパイロットをやっていて、主に人々の救助や物の輸送、山火事の消火活動などを行っています。

 

Q:なんでこの仕事?

A:こどものころはサッカー選手が夢でしたが、成長していくにつれて人を助けたいと思うようになり、また飛行機の格好良さに魅了され、自衛隊に入ろうと思いました。

 

Q:やりがいは?

A:人を災害などから助けられることと、操縦などの技術を教えている若い隊員たちが上達してくれることです。

 

Q:本日密着させていただくお仕事とは?

A:ヘリコプターの点検からフライトまで密着してもらいます。その後、ユータ記者を連れていくことはできませんが、上空からバケツで水をまく消火訓練を行うため、フライトをします。

 

Q:点検で気を付けることは?

A:少しのネジのゆるみで事故につながってしまいます。もちろん事前に整備士が点検しますが、最終的にはパイロットが点検します。もしミスが起こったら全てパイロットの責任になるので、注意深く点検します。

Q:給料は?

A:公務員の給料は、一般に公開されているので、インターネットなどで調べてくださいね(笑)。

 

取材もどんどん進んでいるが、やっぱりこの複雑なスイッチが気になる。

取材もどんどん進んでいるが、やっぱりこの複雑なスイッチが気になる。

 

Q:一番苦労したことは?

A:毎日の訓練がしんどく、とても苦労していますが、そのひとつひとつに人々の命が常に関わっていると思うと必死にがんばることができます。だからこそ、本当に事故が起こったときにスムーズに救助などを進めることができるので、そこが良いところだと思います。でも、体力訓練はしんどい、30秒単位でやめたくなります(笑)。

 

Q:飛んでいる時に一番気を付けることは?

A:周りの安全や機体のバランスに気を付けています。なぜなら、ヘリコプターは、不安定な場所で一輪車に乗り、そこに風が吹いているかのような感じで操縦するようなものだから。雲の中に入った時は、まるで牛乳の中を泳いでいるみたいに何も見えません。

だから天気も大事。事前に天気を自分で調べて天気予想をしています。でも、予想していたのと実際の天気がちがった時は大変。雲の中に入ってしまい、何も見えなくなってしまう。何度か死にかけました。

パイロットは雲の中に入ってしまった時点で、失敗したのと同じなんです。

Q:パイロットって誰でもなれるの?

A:同期が300人ぐらいいて、その内パイロットは現在10人ぐらいですが、必ずパイロットになれるとはかぎりません。なぜなら、パイロットのなり方を知っている人が少なく、知っていたとしても、試験に落ちてしまう人が多いからです。もちろん全員がパイロットを目指しているわけでもないんですけどね。

 

竹内さんの説明でどのスイッチが何に使うか少しは分かったが、まだ分からないのが多いな。

竹内さんの説明でどのスイッチが何に使うか少しは分かったが、まだ分からないのが多いな。

 

Q:一番感動したのは? 

A:2つあるのですが、1つは、平成23年(2011年)に起きた台風12号の時に、奈良県南部が被害にあいました。その時自分は現場で隊員たちに指示していて、いろんな人を救助していました。その後帰る時にこどもたちが垂れ幕で感謝の気持ちを伝えてくれたり、おばあさんが泣きながらハンカチをふってくれたことです。2つ目は、集団で行う訓練を仲間と協力してやりとげた時に、大きな団結力を感じたことです。

 

Q:今後の目標は?

A:オスプレイという、普通のヘリコプターより輸送や救助が優れている、外国の航空機にあこがれていて、そのパイロットになりたいと思っています。そのマニュアルは全て英語なので、1日4~5時間ぐらい英語の勉強をしています。

 

Q:将来自衛隊になりたい人に一言

A:人々や国を直接守る仕事は、自衛隊しかないので、そのように思っているのなら、きっとやりがいを感じることができると思います。漫画家じゃなく、ぜひ自衛隊に入って下さい(笑)。

※ぼくユータ記者は、将来漫画家になりたいと竹内さんに言ったので(笑)。

 

Q:プライベートについて

A:和歌山県に住んでいて、39歳です。休みは2週間に1回で、その内1週間は待機、もう1週間は訓練です。2人のこどもがいて、しっかりと仕事の内容を理解してくれています。でも、いつも危険がともなう仕事なので、その面を心配してくれています。上の子は小6で、将来の夢は医者であり、下の子は小1で、将来の夢はケーキ屋です。災害時、私は救助などに行かなければならないので、家庭での備えを万全にしています。

 

パパ操縦士に密着

インタビューを終え、昼食をとる時間になったので、竹内さんと食堂に移動した。

インタビューが終わり、昼食!でも竹内さんは30分しか食べる時間がないの?それなのに、同行した大人たちはゆっくり食べていた(笑)。

インタビューが終わり、昼食!でも竹内さんは30分しか食べる時間がないの?それなのに、同行した大人たちはゆっくり食べていた(笑)。

フライトの時間が迫っているらしく、急いで点検。でもインタビューの部分でも書いたように、細かく何度も何度も点検していた。

フライトの時間が迫っているらしく、急いで点検。でもインタビューの部分でも書いたように、細かく何度も何度も点検していた。

フライト直前のヘリコプターに乗せてもらって、最終点検。何のやりとりをしているのか分からなかったけど・・・。

フライト直前のヘリコプターに乗せてもらって、最終点検。何のやりとりをしているのか分からなかったけど・・・。

今回の消火訓練で使う器具。オレンジの袋に水とかをくんで消化するらしい。なるほど、こういうものを使うんだ。

今回の消火訓練で使う器具。オレンジの袋に水とかをくんで消化するらしい。なるほど、こういうものを使うんだ。

フライト前の報告。ヘルメットをかぶって、ちゃっかりまぎれこんだ。ブカブカだ(笑)。

フライト前の報告。ヘルメットをかぶって、ちゃっかりまぎれこんだ。ブカブカだ(笑)。

プロペラの音がうるさいので、耳せんをもらって着けた。でも全然はまらない(笑)。

プロペラの音がうるさいので、耳せんをもらって着けた。でも全然はまらない(笑)。

ついに竹内さんが乗ったヘリコプターがフライト。訓練がんばって!

ついに竹内さんが乗ったヘリコプターがフライト。訓練がんばって!

広報展示室。昔、戦争中に指揮する所だったらしい。銃げきされたような跡が残っていた。

広報展示室。昔、戦争中に指揮する所だったらしい。銃げきされたような跡が残っていた。

広報展示室の中。駐屯地の歴史を感じることができた。

広報展示室の中。駐屯地の歴史を感じることができた。

 

 

正直に言って最初はあまり興味のなかった自衛隊だったけど、今回の取材でもっと自衛隊のことを知りたいと思うようになりました。

特にヘリコプターについて(笑)。

また、同じ生活を守るお仕事でも、竹内さんとぼくのパパのお仕事とでは、内容や大変さも大きく変わってくるんだと分かりました。(ぼくのパパも水の検査や管理で生活を守る大事なお仕事をしています。)

竹内さんは毎日大変な訓練をしているそうで、ときどきくじけそうになるけど、人の命を守るという任務があるからがんばれると言っていました。竹内さんだけでなく、色々な人の話を聞いたり、駐屯地の中を見て回ったりして、人の命を守ることがとても大切なことだとあらためて実感しました。そのために必死にがんばっているお仕事があるんだってことも初めて知ることができました。

また、楽しみにしていた自衛隊の昼食でしたが、意外とふつうでした。量が多すぎて残しちゃいました。すいません。

また機会があれば自衛隊に行きたいなと思います。次回の昼食は、ぼくの大好きな牛丼で(笑)。

あと、自衛隊から今後の予定のお知らせ。8月3日に盆踊り・花火大会があって一般開放され、河内家菊水丸さんがゲストで来られます。10月16日は創立記念行事があり、ヘリ訓練もあります。良かったら、みなさんも行ってみてください。

 

八尾駐屯地行事

http://www.mod.go.jp/gsdf/mae/3d/yao/ibento.html

 

ショップでかぶったぼうし。とても似合ってると思うけど、自衛隊の人しか買っちゃだめなので、別のぼうしを買った。

ショップでかぶったぼうし。とても似合ってると思うけど、自衛隊の人しか買っちゃだめなので、別のぼうしを買った。

 

※H28.7.12 竹内さんのプロフィールに一部誤りがありました。お詫びして修正いたします。