皆さんは奈良に観光へ来られたことはありますか?公園や自然、それに文化遺産もたくさんあり、とても観光に向いていると思います。でも、ホテルなど宿泊施設が少ないのが困るって思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、奈良と言えば大仏・公園・鹿・寺などを想像される方が多いと思いますが、まだまだ気付かれていない奈良の魅力を探るために、奈良に宿泊施設を建て、奈良の魅力を世界に伝えようとするホステル&ギャラリーG is goodさん、そして奈良に来た外国の方に取材しました。
まずはG is goodに宿泊目的で来られた外国人の方にアポなし突撃インタビューをして、2名の方が快く応じてくれました。
Oさん Jさん
1人目は、Oさん(仮名)21歳。トルコ出身の学生さんで、日本の大学に勉強のために来ていて、奈良には旅行できたそうです。
続いて2人目は、Jさん(仮名)台湾出身で、この方も学生さんです。日本には十回以上も来ていて、今回は日本の様々な場所をめぐる事を目的とした旅行の中で奈良に訪れたそうです。また、お土産は何も買わないそうです。「お土産は思い出だけで充分!」的な感じでしょうか(笑)
なぜ奈良での宿泊先にG is goodを選んだのかを聞くと、2人とも駅から近くて便利、いい感じの場所だからという答えでした。
Oさんのおすすめ観光スポットはイスタンブール、Jさんのお勧めは、台北101ビルと四草緑色隧道だそうです。どこも一度は行ってみたい場所です。ぜひ、こども新聞社として連れて行っていただけないでしょうか(笑)
そして2人から見た奈良は、歴史的で、世界遺産が多くある場所っていうイメージだそうです。取材前は、外国の方から見た奈良は田舎だとか交通の便が悪いとか言われると思っていましたが、そう言われることはなかったです。
実は英語しかしゃべれない外国人の方も想定して、事前にグー○ル翻訳を活用し、英語の質問文も作成したのですが、取材した2人の外国人の方が、ある程度は日本語を話されたり、広報さんが通訳をして下さったので、結局僕が英語を一言も話すことなく、外国人の方への取材は終わりました。僕の英語能力の見せ場がなくて残念でした(笑)
確かに外国人のイメージ通り、奈良には歴史的な寺や世界遺産が多くありますが、本当に奈良の魅力ってそれだけなんでしょうか?その知られてない魅力についてG is goodの広報担当である奥家さんに話を聞きました。
▲恒例の名刺交換。なぜか取材で話をするよりも、こっちのほうが毎回緊張するんです。
・奥家 理華子 31歳(取材当時)
・奈良県出身
・大学を卒業後、海外生活を経験し、3年前よりホテルスタッフとして勤務。2017年5月よりG is goodの広報として勤務。
ホステル&ギャラリーG is good公式サイト
ここに就職した理由は何ですか。
外国人をおもてなしする仕事が好きだったからです。
何か国語喋れますか。
2ヶ国語喋れます。英語と日本語です。
一日のスケジュールを教えてください。
まず、お客様にもらった予約メールの確認、お客様からの連絡に対する返信。あとは、チェックインに来られるお客様に宿泊料の支払をしていただいたり、部屋の説明をしたりします。
仕事が忙しくなる時期はいつごろですか。
桜の季節が多いです。
外国人と日本人の割合はどれぐらいですか。
外国人は70%、日本人は30%です。
どこの国の人が多いですか。
欧米系の人が多いです。フランスとかイタリアとか、アメリカや韓国からは少ないです。
外国の人も花見をしている方が多いですか?
国によっては外でお酒を飲めない国があるので、桜を見ながら外でお酒を飲むのが特殊というか、遊びみたいな感じで結構人気みたいです。
お客さんの年齢層を教えて下さい。
20,30代が多いですけど、40,50代の方も結構多いです。
僕は想定していなかったんですけど、意外と60,70代のベテランさんが多くて、びっくりしました。
接客時に心がけていることは。
ここに来て、良かったなって思ってもらえるようにすることです。ここに泊まっているなかで、お客様同士の出会いがあったりしたらいいなっていうのも心がけています。
外国人と日本人とでは接客に何か違いはありますか。
外国人にはフレンドリーに、日本人には丁寧な接客を心がけています。切り替えを大事にしています。
お客さん同士のもめごとはないんですか。
ほとんどないんですけど、酒を飲んで帰って来たお客さんがうるさかったっていう話はたまに聞きます。