集中力ってどうやって手に入れる? 悩める中学生がスーパーGTレーサーに聞いてきた!in大阪オートメッセ2019

fb twitter

 

みなさん、最近お仕事や勉強に集中できていますか?

私は、気乗りのすることなら、いつまででも飽きることなく続けることができます!が、それ以外はほぼ集中力が皆無です…。

そんな中、突然やってきた大阪オートメッセへの取材。

そして幸運にも集中力の塊である、レーサーさんに取材ができることになりました!

彼らは、集中力がなければ、命の危険まで及んでしまう、という常に危険と隣り合わせの状態。そんな中、どのようにしてレースに挑んでいるのでしょうか?

今回は大阪オートメッセに行って、現在も活躍中のレーサー、塚越さんに集中力についてインタビューしてきました!

 

メッセ12

→賑わう大阪オートメッセ。今年は過去最高の来場者数だったそうです!

 

私たち中学生にとって、集中力は常に隣りあわせに歩いていなければならない存在です。

ですが!学校での勉強全てに集中できているかと言われると、自信がありません…

英語などの自分が好きな教科は、勉強していても時間が経つのが早く、集中できたなと感じますが、反対に数学などの自分が苦手と感じる教科は時間が進むのがゆっくりで、集中するのはなかなか難しく感じます。また、勉強以外でも興味のないことには、ほぼ集中力がない私。

今回の取材では、私とは対照的に集中力のかたまりのような存在であるレーサーさんへの取材ということで、貴重な体験の中でたくさん学んできたいと思います!

 

また、大阪オートメッセについて調べていて疑問が1つ。

車のカスタマイズって面白いの?という素朴な疑問が…

カスタムカーについては街中で何度か見かけますが、個人的には、車は走行できたらいいと考えているので、やる意味などが全く分からん!とずっと考えてました。

今回はその疑問も解明できたらなと思っています。

 

取材スタート

・レーサー

メッセ10

塚越 広大(つかこし こうだい) 1986年生まれ 32歳

父親の勧めで6歳からレーシングカートを始め、12歳で公式戦にデビュー。その後、各クラスで勝利を重ね、2006年から2年間、全日本F3選手権にフル参戦し、2007年のF3マカオGPでは2位表彰台に上がった。2008年はマノー・モータースポーツからF3ユーロシリーズにフル参戦し、2位表彰台を4度獲得。シリーズ・ランキング6位に輝く。
2009年からは活動の場を再び日本に移して、国内トップカテゴリーであるフォーミュラ・ニッポン(現:スーパーフォーミュラ)とスーパーGTに参戦する。

2019年シーズンは11年目となるKEIHIN REAL RACINGにてスーパーGTに参戦する。

 

・メカニック

メッセ13

藤原 開(ふじわら かい) 1992年生まれ 26歳

2013年 株式会社リアルレーシングに入社。

スーパーGTを担当する中堅メカニック。チーフメカニックを支えながら、新人メカニックの育成にも励む。

Q:

レーサーって物凄い集中力が必要だと聞いたことがありますが、どのくらい必要なんですか?

A:

どのくらいっていうので、表すのは難しいんですけど、僕らはレース中時速300キロで運転してるんですね。その運転中に、操作ひとつで大きな事故になりかねないし、結果にもつながらない。だから、ちょっとした気の乱れも許されない状況なんですよ。「集中してる」っていうよりも、「夢中になってる」って方が近いかな。

Q:

その集中力ってどうやって手に入れたんですか?

A:

例えば、トレーニングのランニング中にただ走るだけじゃなくって、目的と目標を明確にして全力を出してやることで、集中できて初めて身になる。それを、繰り返すことによって、レース中でもしっかりと集中できるようになったのではないかと思いますね。

Q:

集中力が人より優れていて得したことは?

A:

得しているというか、僕は車が好きなので、ずっとこれからも車とレースに関わっていきたいと思ってて。常に、車やレースについて考えているので、そこに対しての熱意って人一倍あるんですよ。その熱意があることが、集中につながっていると思うのでそういった意味では人より得してるのかな…?

Q:

その熱意とかは、途中でなくなることは無いのですか?例えば、結果がついてこなくなって…とか。

A:

僕の場合は、熱意が途切れることは無いですね。もちろん、結果がついてこなくって凹むこともありますけど、僕の場合それよりもレースを続けられないことの方が嫌なので。だから、熱意が切れたり、途中で投げ出したりすることはないですね。

Q:

集中するためのルーティーンとかってあるんですか?

A:

出来るだけ、決め事はしないようにしてます。いつも通りの、自然な状態でいることが基本ですね。ただ、家からレース場に向かうときに家をちゃんと片づけることはいつもしています。生活空間が整理整頓されていなかったら、頭の中が整理されていないことと同じだと考えているので。

Q:

私たちでも今日からでも集中力がUPするようなヒントやアドバイスがあれば教えてください!

A:

簡単なことなんですけど、集中する目的を自分でしっかりと理解することだと思います。何の目的があって集中するのか。それが分かると、自然と集中できるのではないかなと思いますね。

 

メッセ7

→インタビューをしていると後ろからたくさんの視線を浴びました(笑)

 

メッセ8

→とても熱く語ってくれています。

 

メッセ6

→なんと!実際に活躍しているレースカーに乗せてもらいました!この時が一番興奮しました(笑)普段乗る車と何もかもが違い、これで運転ができるのか不思議でした…

 

メッセ4

→とっても軽いドア。中学生でも持つことのできる重さでした。

 

インタビューを終えて

インタビュー前は、レーサーさんからは、こんなことをしたら集中できるよ、などの「集中するためのやり方」を教えてもらうことが出来るのかな、と考えていました。ですが、そうではなく、根本的な「心の持っていきかた」を教えてもらうことができ、予想とは違う答え

(予想を上回る答え)でしたが、集中について沢山学ぶことが出来ました。また、レーシングマシンを組み立て、支えるメカニックさんにもお話を聞いたところ、やるときはやる、それ以外は休息をとり、体を整えておくことが大事だとおっしゃっていました。

確かに今までの自分を振り返ってみると、よく眠れた日にはいつも以上の力が出せていたなと感じました。自分の体を大切にすることも、集中するためには必要ということも学ぶことができました。

レーサーとメカニック、それぞれ集中するための方法は違っていても、同じ志を持っているからこそ信頼しあってレースで成功することが出来ているのではないかなと思いました。

 

メッセ5

→レース中、塚越さんの世界はここから見えています。

 

感じたこと

インタビューを終え、せっかくオートメッセに来たんだから、ということで、会場を見て回ることにしました。会場は、盛り上がりを見せ、お祭りのように賑わっていました。そんな中で私はいくつか感じることがありました。

まず会場を見学していて感じたことは、クルマ好きの熱気も強いですが、それとは別に各ブースのコンパニオンの方々への熱気も負けずと熱かった…ということ。

車の写真を撮っているのかなーと、近づいてみると、綺麗なお姉さんの写真を撮っておられる方が大勢いて、びっくりしました。

車の祭典に来てるのにもかかわらず、車ではなく、人の写真を撮るのは、逆にすごいと感じました。でも、ここじゃなくてもいいのでは、というのが本音ですが…。

また、来場者を見ていて、いかにも車好きという方が大半を占めているように感じましたが、それに連れられてきている、小さな子供達の姿もよく見ました。中学生までは、無料で来場できるので、親御さんたちも連れてきやすく、ゴーカートなどの体験ブースもあり、子供達も楽しめるのではないかなと感じました。

 

メッセ3

→この方たち全員きれいな女の人を撮っています…これが現実なのか…

 

メッセ2

→たくさんの人がカメラ片手に会場を回っています。子供たちも車を見て大はしゃぎです!

 

取材を終えて

会場には、走る姿が想像できないような個性的な車がたくさん展示されていて、オートメッセならではの風景だと感じました。カスタムカーの面白さは、相変わらず分からなかったのですが、趣味の一種として楽しむ分には、私のディズニー好きと何ら変わりないのかなと感じました。ですが、周りをカスタムカーで囲まれていると、カスタム無しの車が恋しくなりました…。

一方、インタビューで、集中するのではなく、夢中になっていると聞いて、今まで私が、集中できたものと、できなかったものがあった謎が解明され、それなら、学校の勉強も全てを集中して取り組むのは、やはり無理なことなのだと思いました。ですが、言い換えれば、好きになることが出来れば、集中することもできるということなので、まず好きになることが成長のカギだと学んだ今、勉強へのやる気も高まっています!!

また、塚越さんは、好きな車に関わる仕事だからこそ、熱意を持ち、取り組めると仰っていました。自分の好きなことを仕事にしている人を私は今まで見たことがありますが、やはりそういう人たちは幸せそうで、輝いているように見えます。私も自分の夢がかなえられるよう、集中する目的をはっきりと見出し、頑張って行きたいと思います。